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OpenAI、推論サーバー API「Decisions API」をパブリックベータで公開──Responses API 比で約 10 倍高速化

テキストや画像を評価して型付きの判定結果や確率を返す専用エンドポイントを追加し、分類・ルーティング・優先度付けの推論コストを最適化した。
リリース: 2026-10-07 · 読了 3 分

記事の要約

1. 核心(What)

  • テキストや画像を評価して型付きの判定や確率を返す Decisions API がパブリックベータで提供開始された。
  • モデルには gpt-6-luna が採用され、POST /v1/decisions エンドポイントを介して利用できる。
  • 質問タイプとして predicate(条件真偽)、choice(固定選択)、score(ルーブリック採点)の 3 種類を選択可能。
  • 料金体系は入力トークンが 1M あたり 0.10 ドルで、出力トークンおよびキャッシュ関連の追加料金はかからない。

2. 影響(Why)

  • 判定処理に特化した高効率設計: 自由生成を必要としない分類やルーティング業務において、出力トークン課金を排除し高速化を達成したことで、大規模トラフィックを扱うアプリケーションの運用コストが劇的に下がる。
  • 国内サポート業務の自動化コスト改善: 国内のチャットボットや問い合わせ自動化システムを手掛ける開発企業は、チケットの自動振り分けや深刻度判定のインフラを低コストかつ低遅延で構築できるようになる。

3. 根拠・詳細(How)

  • 3 種類の判定タイプとスコア算出機構: predicate は真偽の確率を返し、choice は複数選択肢の確率分布と確信度を出力する。score は順序付きレベルの確率加重平均から中間値のスコアを算出する。
  • 入力仕様とデータガバナンス対応: 画像入力はインラインの base64 データ URL のみサポートされ、ゼロデータ保持(ZDR)や HIPAA 要件に準拠する米欧のリージョン処理に対応する。

4. 展望・課題(Next)

  • GA(一般提供)に向けた動向: 数週間以内にベータ版から GA へ移行する予定であり、今後は利用可能なモデルの拡張やリージョン展開の拡充が焦点となる。