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安川電機、AI ロボット制御システム MOTOMAN NEXT を発表──カメラ画像によるアーク溶接の熟練工スキル再現

カメラ映像から溶接状態をリアルタイムで把握し、ロボットの軌道や速度を自動補正することで溶接不良を防ぐ。
リリース: 2026-09-28 · 読了 3 分

記事の要約

1. 核心(What)

  • 安川電機は 2026 国際ウエルディングショーにて、AI 搭載ロボット「MOTOMAN NEXT」によるアーク溶接のデモンストレーションを公開した。
  • ロボット「MOTOMAN NEXT-NHC12」の先端に装着したカメラで溶接状態をリアルタイムに視覚認識する。
  • ロボットコントローラーの専用演算ユニットに搭載された溶接用 AI モデルが、開先形状のバラツキや歪みを検知して軌道や速度を自動修正する。
  • 今後は溶接のビード外観検査などのポストプロセスと連携し、フィードバックによる自律的な溶接システムの構築を目指す。

2. 影響(Why)

  • 熟練工不足への現実的な対抗策: 溶接業界の人手不足と属人化が深刻化する中、職人の感覚に依存していたティーチング作業をロボットの自動制御に置き換えられる点が実務上極めて大きい。
  • 国内重工業・製造業の現場展開: 国内の溶接・金属加工を手掛ける中堅・大手製造業の現場では、ティーチング工数の削減と品質の均一化を両立する次世代の自動化ライン設計に直結する。

3. 根拠・詳細(How)

  • カメラ画像認識とリアルタイム制御: MOTOMAN NEXT-NHC12 の先端カメラで厚さ 12mm のレジューサ継手などの隙間を意図的に設けたワークを撮影し、溶接ビードや状態を AI が直接認識してロボットの動作をフィードバック制御する。

4. 展望・課題(Next)

  • ビード外観検査との統合計画: 溶接完了後のビード外観検査データを AI モデルへ継続的にフィードバックし、自律的に精度を向上させるクローズドな溶接システムの確立を目指す。