Anthropic、英 Nscale と 45 ちゃんドルの計算資源契約を締結──Nvidia Vera Rubin チップを採用
2024 年設立の Nscale から 6 年間にわたり総額 45 億ドルの計算資源を調達し、次世代 Vera Rubin チップによるインフラ増強を急ぐ。
リリース: 2026-08-26 · 読了 3 分記事の要約
1. 核心(What)
- Anthropic は英 Nscale と総額約 45 億ドルの計算資源調達に関する 6 年間の契約を締結した。
- Nvidia の最新チップシステム「Vera Rubin」を使用し、ウェストバージニア州のデータセンターから 2027 年後半に稼働を開始する。
- Anthropic は 2026 年に入り、Volta、AMD、SpaceX、Amazon、Google などとの提携や出資を通じた計算資源の確保を急増させている。
2. 影響(Why)
- 競合追随のためのインフラ確保: OpenAI などの競合に対抗するため、数百億ドル規模の計算資源を継続的に確保する戦略は、次世代モデルの学習・推論スケールにおいて優位性を維持する死活問題である。
- 国内事業者への供給・価格への影響: Anthropic API を本番運用している国内 SaaS などの事業者は、同社が寡占する計算資源の確保状況とインフラ投資コストの動向が、中長期の API 価格やレイテンシのプロファイルに直結する前提でコスト試算を見直す必要がある。
3. 根拠・詳細(How)
- Vera Rubin チップシステムによる設計: 6 種類の異なるチップを協調させて動作させる Nvidia の最新チップシステム「Vera Rubin」をインフラに採用し、最先端の演算性能を確保する。
- 複数拠点からの分散調達体制: ウェストバージニア州にある Nscale のフラッグシップデータセンターを拠点とし、これまでに締結した Volta や SpaceX などの複数データセンターと組み合わせたマルチベンダー体制をとる。
4. 展望・課題(Next)
- 2027 年後半の稼働予定: Nscale からの計算資源供給は 2027 年後半のサービス稼働を目標としており、今後のチップの量産体制とデータセンターの建設進捗がマイルストーンとなる。