🎨Product🔥

ITmedia、主要 AI チャットサービス 3社の応答速度比較結果を公開──ChatGPT が最速、Claude Sonnet 5 は E2E に遅延傾向

ChatGPT、Gemini、Claude Sonnet 5のAPI経由での応答速度を実測し、TTFTやE2Eレイテンシの傾向を明らかにした。
リリース: 2026-08-24 · 読了 3

記事の要約

1. 核心(What)

  • ITmedia が 2026 年 7 月 21 日に主要 AI チャットサービス 3 社(ChatGPT、Gemini、Claude Sonnet 5)の API 経由での応答速度検証結果を公開した。
  • 検証では各モデルの ID として gpt-5-chat-latest、gemini-3.5-flash、claude-sonnet-5 を使用し、2026 年 7 月 14 日~15 日にかけて測定を実施した。
  • ChatGPT の TTFT(Time to First Token)の中央値は、通常時 0.70 秒、深夜 0.73 秒と 3 サービス中で最速を記録した。
  • Claude Sonnet 5 の E2E(End-to-End Latency)の中央値は通常時 3.28 秒、深夜 3.41 秒となり、TTFT の約 3 倍の時間を要する結果となった。

2. 影響(Why)

  • リアルタイム UX の選定基準変化: API の TTFT や E2E の実測差が明確になったことで、チャットボットや音声対話などのリアルタイム性が求められるプロダクトにおいて、モデル選定時のレイテンシ要件定義が変わる。
  • 国内 SaaS のコスト・速度設計への影響: 国内の AI チャットサービス開発を手がける中堅 SaaS 事業者は、各モデルのピーク時・深夜帯のレイテンシ特性を考慮したフォールバック実装やタイムアウト設計の見直しが求められる。

3. 根拠・詳細(How)

  • API 経由での 12 時間連続測定: 2026 年 7 月 14 日から 12 時間にわたり、30 秒おきに計 30 回のプロンプト送信を行って測定。出力長は全サービスで 200 トークンに固定し、有線 LAN 接続かつ VPN 無効の環境下で検証された。
  • TTFT と E2E の分離計測: 出力開始までの時間を示す TTFT と、出力完了までの End-to-End Latency を個別に計測し、生成開始から完了までの内部遅延の傾向をサービスごとに比較している。

4. 展望・課題(Next)

  • ネットワーク要因による変動の検証: インターネット網やサーバー側の混雑状況によってレイテンシが変動するため、実運用環境におけるさらなる負荷分散やサーバー配置の検証が継続的な課題となる。