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yassa9、OSINT 位置特定ツールを公開──CUDA と幾何学フィルタで 8,000 万通りの島嶼トリプレットを 204ms で平行探索

OpenStreetMap の海岸線データと自作の幾何学的フィンガープリントを用い、GPU 処理で島嶼の三体関係を高精度に突き止める OSINT 手法。
リリース: 2026-08-16 · 読了 3

記事の要約

1. 核心(What)

  • OpenStreetMap の全球海岸線ポリゴンデータを用い、緯度や局所密度フィルターで初期候補を抽出するパイプラインを実装した。
  • 3 点の島嶼の相対位置(距離比・角度)を捉える独自の幾何学的フィンガープリントを作成した。
  • 8,069 万件を超えるトリプレットの検証を CUDA カーネルにより NVIDIA GeForce RTX 3050 上で並行処理し、204.1 ms で完了させた。
  • オープンウォーター(開けた水域)判定や形状のコンパクトネス(Polsby-Popper スコア等)に基づく厳密なスクリーニングを実装した。

2. 影響(Why)

  • API 依存からの脱却: 商用の画像検索サービスに頼らず、純粋な数学的幾何学とローカル GPU 処理だけで高精度な位置特定を完結させる再現性の高いアプローチを提示する。
  • 空間データ処理の高速化: 数千万規模の組み合わせを数億単位で扱う空間解析において、CPU の限界を超える CUDA 並行処理の実用的なベンチマークとなる。

3. 根拠・詳細(How)

  • CUDA カーネルによる並行トリプレット評価: NVIDIA GeForce RTX 3050 (sm_86) 上で 1 スレッドにつき 1 トリプレットを割り当て、2D 外積による回転方向の判定と角度・距離比の計算を独立して並行実行した。
  • 階層的なフィルタリング設計: 熱帯域の緯度制限(-30°〜30°)、5km 圏内の隣接数制限(10以下)、cKDTree を用いた 20km 圏内のクラスタリング、および 60 点上限の層化サンプリングを組み合わせて探索空間を効率的に圧縮した。

4. 展望・課題(Next)

  • 残された形状解析の検証: サンゴ礁の島(コーラル・ケイ)特有のコンパクトネスや非対称な海岸線形状を用いた、最終的な位置の特定精度のさらなる検証が進行中である。