Microsoft Foundry、Claude に Structured outputs 等 5 機能を追加──Hosted on Azure 対応を実現
Microsoft Foundry の Claude モデルで Web 検索や MCP コネクタなどの 5 機能が利用可能になり、データを Azure 内に留めたままエージェント構築が可能になった。
リリース: 2026-08-18 · 読了 4 分記事の要約
1. 核心(What)
- Microsoft Foundry は Claude モデル向けに Structured outputs や Web search を含む 5 つのサーバーサイド・エージェント機能を追加した。
- Hosted on Azure 環境においてプロンプトや補完データは Azure 内に保持され、外部へのデータ流出を最小限に抑えた運用が可能となる。
- MCP connector はベータ版として提供され、リモート HTTP サーバー経由でのツール連携を宣言的に制御できる。
- Tool search 機能により、ツール定義によるコンテキスト圧迫を削減し、大規模なツール群を効率的に管理できる。
2. 影響(Why)
- データ主権とエージェント機能の両立: これまでデータレジデンシー要件のために諦めざるを得なかった高度なエージェント機能を、Azure 基盤内で完結させて利用できるようになる。
- 国内エンタープライズ向け開発への波及: 国内の厳格なセキュリティ基準を持つ事業者が、コンプライアンスを維持しながら最先端の Claude エージェント機能をプロダクトに組み込めるようになる。
3. 根拠・詳細(How)
- API エンドポイントと認証仕様: エンドポイントは https://{resource}.services.ai.azure.com/anthropic/v1/* 形式を採用し、Azure 発行の API キーまたは Entra ID トークンで認証を行う。
- MCP connector の制御構造: mcp_servers と mcp_toolset を用いた 2 段構成で、default_config と configs の組み合わせにより allowlist/denylist 方式の宣言的なアクセス制御を実現している。
- Tool search によるトークン削減: tool_search_tool_bm25_20251119 等の自然言語版 / 正規表現版カタログ検索を活用し、ツール定義トークンを 85% 以上削減する仕組みを導入している。
4. 展望・課題(Next)
- ドキュメント同期とロールアウトの確認: Anthropic 側の公式ドキュメント更新や、各リージョンへの段階的ロールアウトの進捗を実機での 400 エラー検証を通じて追跡する必要がある。
- US Data Zone での実検証: US Data Zone 構成でのデプロイ作成と、dynamic filtering を含むサーバーサイドツールの挙動確認テストが次の実装ステップとなる。