MCP サーバー ltspice-mcp 公開──Claude Code や Copilot から LTSpice を操作して電子回路を自動設計
MCP を介して AI から LTSpice の回路図生成とバッチシミュレーションを実行し、I=10.8 mA などの検証結果を JSON で直接取得できる。
リリース: 2026-08-15 · 読了 3 分記事の要約
1. 核心(What)
- Model Context Protocol を採用し、AI クライアントから日本語の指示で LTSpice を操作して回路図作成とシミュレーションを実行する。
- ltspice_create_circuit、ltspice_run_simulation、ltspice_parse_log の各ツールを提供し、測定結果を JSON で返す。
- macOS 版 LTSpice 17.2.4 のバッチ実行における Flag エラー対策として、.asc ファイルと .net ネットリストファイルを併用する。
- UTF-16 LE で出力される LTSpice のログファイルを自動判定し、UTF-8 へ変換してテキスト解析する機能を持つ。
2. 影響(Why)
- 設計検証ループの自動化: 回路図の描画ミスやパラメータ調整にかかる手動の試行錯誤が排除され、要件定義から数値検証までの時間を数分に短縮できる。
- クライアントの垣根を越えた共通利用: stdio トランスポート採用により、Claude Code や Cursor、GitHub Copilot Chat など使い慣れたエディタ環境を変更せずにそのまま組み込める。
3. 根拠・詳細(How)
- TypeScript 製 MCP サーバーの実装: Node.js ベースの stdio トランスポートで動作し、環境変数 LSPICE_EXECUTABLE で指定されたローカルの LTSpice バイナリを呼び出す。
- ファイル生成とログパースの仕組み: ltspice_create_circuit でテンプレートから .asc と .net を出力し、バッチ実行後の UTF-16 LE 形式の .log を読み込んでパースする。
4. 展望・課題(Next)
- 対応クライアントの拡大: MCP 対応が進む各 AI エディタや CLI ツールへの設定テンプレートの整備が進められる予定。