Lovable、シリーズ C で 4 億ドルを調達──評価額 133 億ドルに到達
Menlo Ventures 主導のシリーズ C ラウンドで 4 億ドルを調達し、累計 6,000 万プロジェクトを超えるプラットフォーム基盤の拡大と組織強化を急ぐ。
リリース: 2026-08-05 · 読了 3 分記事の要約
1. 核心(What)
- Lovable は Menlo Ventures 主導、Scaleup Europe Fund 共催のシリーズ C ラウンドで 4 億ドルを調達し、企業評価額が 13.3 億ドルに到達した。
- 2024 年 11 月のローンチ以来、ユーザーは 6,000 万以上のプロジェクトを作成し、月間訪問数は 9,000 万回を超えている。
- Fortune 500 企業の約 3 分の 2 の従業員が同プラットフォームを利用し、ユーザー調査では約 8 割がビジネスやサイドプロジェクトの収益化を目指している。
- 新規調達資金を活用し、2025 年末までにチーム規模を約 450 名へ拡大し、ML、プロダクト、インフラ、セキュリティ人材の採用を強化する。
2. 影響(Why)
- ノーコード開発の急速な実用化: 非エンジニアでも数日で実用的な社内ツールやプロダクトを構築できるため、国内のスタートアップや中堅 SaaS 企業は、初期の簡易プロトタイプ作成や非コア業務のシステム内製化に Lovable などの AI 開発プラットフォームを組み込む判断が現実解になる。
- 決済・セキュリティ機能の標準化: 決済機能や AIUC-1 セキュリティ標準認証の取得により、単なるプロトタイプ作成ツールから、実運用を担う本番システムの構築基盤へ移行する選択肢が広がる。
3. 根拠・詳細(How)
- シリーズ C の出資体制とグローバル展開: Menlo Ventures が主導し、EQT が管理する Scaleup Europe Fund が共催。米国の Regent、欧州の Balderton Capital や Carmignac、アジアのテンセントおよび World Innovation Lab などが参加し、グローバルでの事業拡大体制を構築している。
- プラットフォーム機能の拡張実績: 決済機能、SEO・AI 検索ツール、Google Workspace や Salesforce との統合、自動セキュリティスキャン、AIUC-1 認証の取得など、企業向けのガバナンス機能を拡充した。
4. 展望・課題(Next)
- プロアクティブなエージェント機能の強化: ユーザーの意図を自律的に理解し、プロンプトの入力待ちを減らして業務を遂行するプロアクティブな機能の開発を進める。
- モデルのマルチ化と OSS の活用: 多様なモデルの強みを組み合わせて最適化を図るとともに、有望なオープンソースモデルのポストトレーニングを継続し、ユーザーのコンテキストに合わせたパーソナライゼーションを強化する。