Cloudflare、FedRAMP Class D High 認証を取得──政府向けクラウドセキュリティの最高水準を単一グローバル網で達成
Cloudflare for Government が FedRAMP High 認証を獲得し、米国立標準技術研究所をスポンサーに迎えて米国防総省 IL4 への展開を発表した。
リリース: 2026-08-10 · 読了 3 分記事の要約
1. 核心(What)
- Cloudflare for Government が米国政府のセキュリティ基準である FedRAMP Class D (High) 認証を取得したことを発表
- スポンサー機関として米国立標準技術研究所 (NIST) が参画し、公式な認証ステータスが確立された
- FedRAMP High の基盤をそのまま活用し、米国防総省の DoD IL4 認可取得に向けた取り組みを開始した
- 2022年に取得した FedRAMP Moderate からの移行となり、法執行機関や国家安全保障に関わる最も機密性の高い非機密データを対象とする
2. 影響(Why)
- 単一プラットフォームによる機能格差の解消: 公共向けに分離された旧式の環境ではなく商用と同一のグローバル網で FedRAMP High を提供するため、政府機関は最新の Zero Trust ツールや開発者機能を遅延なく導入できる。
- 国内公共向け SaaS 事業者への波及効果: [国内 政府系システム受託開発ベンダー] のような中堅以上のSIerは、米国基準の厳しいコンプライアンス(FedRAMP High 等)に準拠したグローバルインフラを自社設計せず利用する選択肢が現実味を帯びる。
3. 根拠・詳細(How)
- Data Localization Suite による制御: 単一のグローバルネットワーク上でソフトウェア定義によるリージョナリティを適用し、すべてのトラフィック検査と処理を米国内のデータセンター内に限定して実行する設計。
4. 展望・課題(Next)
- DoD IL4 認可への移行スケジュール: FedRAMP High で構築したシステム基盤をベースとして、統制された非機密データを扱う米国防総省 Impact Level 4 (DoD IL4) 認可の取得プロセスを順次進める予定。