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AWS、推論サーバー Kimi K3 のデプロイガイドを公開──2.8 兆パラメータ MoE モデルを Amazon SageMaker HyperPod で運用

Moonshot AI が発表した 2.8 兆パラメータのオープンウェイト MoE モデル Kimi K3 を、AWS 上で vLLM と NVIDIA B300 GPU を用いてセルフホストする手順を解説する。
リリース: 2026-07-30 · 読了 4

記事の要約

1. 核心(What)

  • AWS は 2026 年 7 月 30 日、2.8 兆パラメータのオープンウェイト MoE モデル Kimi K3 を AWS 環境へデプロイするための公式ガイドを公開した。
  • Amazon SageMaker HyperPod と Amazon EKS の 2 つのアプローチによる構築手順とマニフェストが提供されている。
  • 推論エンジンには vLLM のデイゼロコンテナを使用し、MXFP4 量子化フォーマットとテンソル並列処理をサポートしている。
  • GPU インスタンスには NVIDIA B300 Blackwell Ultra を 8 基搭載した ml.p6-b300.48xlarge が指定されている。

2. 影響(Why)

  • 自社インフラでのフロンティアモデル運用: API 制限やデータプライバシーの懸念があるエンタープライズ企業が、自社 VPC 内で最上位クラスの推論システムを直接制御できるようになる。
  • 国内インフラ運用チームへの実装指針: [国内 AI プラットフォーム運用企業] のような組織は、Kubernetes や SageMaker を用いた大規模 MoE の具体的なリソース要件と設定値の基準を得られる。

3. 根拠・詳細(How)

  • モデルアーキテクチャとアクティブパラメータ: Kimi Delta Attention や Gated Multi Head Latent Attention を採用し、全 896 エキスパート中 16 エキスパート(約 104B パラメータ)を発火させてスケーリング効率を前世代比 2.5 倍に改善している。
  • インフラ調和と vLLM 設定: Flexible Training Plan または EC2 Capacity Blocks により ml.p6-b300.48xlarge のリソースを確保し、vLLM コンテナで tensor-parallel サイズ 8 と MXFP4 ローマウントを指定して OpenAI 互換エンドポイントを公開する。

4. 展望・課題(Next)

  • vLLM メインラインへの統合待ち: 執筆時点では Kimi K3 向けの専用コミット版 vLLM コンテナを使用しており、今後公式のメインラインコンテナへ統合される予定。