Anthropic、Claude Opus 5 を公開──料金据え置きで上位半額化と 5 段階 effort を導入
前世代 Opus 4.8 と同額かつ最上位 Fable 5 の半額という価格設定で実用的な既定モデルへ刷新し、移行時は非互換による 400 エラーに注意が必要。
リリース: 2026-07-01 · 読了 4 分記事の要約
1. 核心(What)
- Anthropic は 2026 年 7 月 24 日、Claude Opus 5 および effort パラメータ、移行ガイドを同時に公開した。
- 料金は前世代 Opus 4.8 と同額(入力 $5、出力 $25)で、最上位 Fable 5 の半額に位置づけられている。
- effort 設定は 5 段階(low / medium / high / xhigh / max)用意され、思考トークンだけでなくツール呼び出し回数や応答文章量全体に影響する。
- 移行ガイドにより、思考の既定有効化や budget_tokens の非対応化など、3 点の非互換による 400 エラーへの注意が喚起されている。
2. 影響(Why)
- エージェント運用コストの半減: 単価が上位モデルの半額かつ 100 万トークンコンテキストを維持するため、社内 RAG や複数エージェントを常時駆動するシステムのランニングコストを直接引き下げられる。
- 国内 SaaS の移行負荷とリスク: 国内の LLM アプリ開発チームは、モデル変更時の 400 エラー対策やプロンプト側の「検証指示」の削除など、予期せぬ改修作業に直面する。
3. 根拠・詳細(How)
- 5 段階 effort とトークン制御: 思考プロセスは low から max までの 5 段階で制御され、xhigh または max 指定時は max_tokens を 6 万 4 千トークン以上に確保する必要がある。
- 非互換仕様と 400 エラーの回避: 従来使われていた budget_tokens が非対応となり、ハイ設定以上で thinking を無効化しようとすると 400 エラーで拒否されるため、コードの書き換えが必須となる。
4. 展望・課題(Next)
- モデル自動選択への移行: 今後はユーザーが手動で段階を選ぶ方式から、タスクの難易度に応じてモデル側が自動決定する仕組みへ競争軸が移る見通し。