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Uber、戦略発表──ホテル予約や金融・AV Labs 運用で「スーパーアプリ」化を加速

配車とデリバリーを軸に、Expedia 連携による旅行領域の統合や、自社開発の AV Labs による自動運転データ層の構築でプラットフォームの収益源を多角化する。
リリース: 2026-07-13 · 読了 3

記事の要約

1. 核心(What)

  • Uber One 会員数が 5,100 万人に達し、全予約の約 50% を占める基盤に成長。
  • Expedia と提携し、アプリ内でホテル予約機能を統合。年間 15 億回の旅行関連トリップを収益化する狙い。
  • 自動運転車向けのデータ収集を目的とした新事業部門「AV Labs」を設立し、独自のセンサー搭載車両を運用開始。
  • ドライバー向けデビットカード「Uber Pro Card」に加え、加盟店向け金融サービスの試験運用を一部地域で開始。

2. 影響(Why)

  • プラットフォームの収益多角化: 単一の配車・配送モデルから、旅行・金融を統合した「サードレッグ(第3の柱)」戦略へ転換し、ユーザーの LTV(顧客生涯価値)を最大化する。
  • 国内 SaaS/プラットフォーマーへの示唆: 国内の配送・物流系プラットフォームは、単一機能の深化だけでなく、決済や周辺サービスを統合する「垂直統合型」の会員囲い込みモデルへの移行が必須となる。

3. 根拠・詳細(How)

  • パートナーシップと UI 統合: Expedia との連携では、API 経由で UI を自社構築する「深い統合」を採用。一方、欧州のボートレンタル等では、初期検証としてパートナーの予約フローへ遷移させる「ハンドオフ型」を使い分け、開発工数を最適化している。
  • 自動運転データ層の構築: Waymo 等のパートナーと競合しつつ、自社でセンサー搭載車両を運用することで、特定の自動運転ソフトウェアに依存しない「データ層の所有」による交渉力を確保する。

4. 展望・課題(Next)

  • 金融サービスの拡大: 消費者向け「Buy Now, Pay Later」機能については、自社開発ではなく既存の金融専門パートナーとの提携を通じた決済体験の提供を優先する方針。