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ブラウザ MacSurf 1.68 を公開──OS 9 で ES2023 対応の macQJS エンジンを搭載

Classic Mac OS 9.1-9.2.2 環境で、プロキシなしのネイティブ TLS 1.3 通信とモダンな JavaScript 実行を可能にした。
リリース: 2026-07-07 · 読了 3

記事の要約

1. 核心(What)

  • Classic Mac OS 9.1-9.2.2 向けブラウザ MacSurf 1.68 をリリース。
  • JavaScript エンジンを Duktape (ES5) から macQJS (QuickJS の移植版) へ刷新。
  • ES2023 仕様の JavaScript (let/const, arrow functions, Promises 等) を PowerPC 上で直接実行可能。
  • ネイティブ TLS 1.3 をサポートし、プロキシ不要で HTTPS 通信を実現。

2. 影響(Why)

  • レガシー環境の再接続: ES6→ES5 トランスパイラを廃止し現代の JS バンドルをそのまま実行できるため、OS 9 マシンを現代の Web サービスに接続する実用性が飛躍的に高まった。
  • 国内レトロ PC ユーザーへの影響: 国内の [レトロ PC 収集・修理を行う中規模コミュニティ] において、OS 9 マシン単体での Web フォーラム閲覧・投稿が完結するため、実機運用における利便性が大きく変わる。

3. 根拠・詳細(How)

  • macQJS による実行環境の刷新: 従来のトランスパイラで発生していた非同期処理(async/await)の破損問題を解消し、QuickJS を PowerPC 用に移植した macQJS を採用して ES2023 準拠の実行を実現。
  • スクリプト実行の安全性確保: ヒープごとのメモリ上限設定と実行デッドラインの監視機構を実装し、暴走スクリプトによるシステムハングやメモリ枯渇を防止する設計。

4. 展望・課題(Next)

  • 開発継続のための資金調達: フルタイムプロジェクトとして継続するため、Patreon や Ko-Fi での支援を募り、サポーター向けに開発ログの公開とロードマップへのフィードバックを受け付けている。