アシックス、シューズ設計最適化ツール「VRING:ON」を公開──AIで2Dスケッチを3Dデータへ変換
RebuilderAIと共同開発した設計支援システムにより、CAD変換とシミュレーションの工程を統合し、製品開発期間を大幅に短縮する。
リリース: 2026-07-06 · 読了 3 分記事の要約
1. 核心(What)
- アシックスがRebuilderAIと共同で、シューズ設計用のAIシミュレーション技術を開発。
- VivaTech 2026にて、設計プラットフォーム「VRING:ON」を発表。
- 2Dスケッチから3Dデータへの変換、CAE/FEA(有限要素法)シミュレーションまでを単一ワークフローで完結。
2. 影響(Why)
- 設計から試作までのリードタイム短縮: 従来、CADデータ化とシミュレーションの間で発生していた手作業や変換ロスを排除し、設計者が試作前に製品性能を検証できる環境を実現する。
- 国内製造業のデジタル化への示唆: スポーツ用品メーカーや中規模の製造業にとって、AIによる設計・解析の自動化は、熟練技術者の経験に依存していた試作回数を減らし、開発コストを最適化する有力な手段となる。
3. 根拠・詳細(How)
- RebuilderAIの3D変換技術を採用: RebuilderAIのAIモデルを用いて、デザイナーの2Dスケッチを直接3Dデータへ変換し、CAE/FEA解析環境へシームレスに連携させるパイプラインを構築。
4. 展望・課題(Next)
- 製品開発プロセスへの本格導入: アシックススポーツ工学研究所(ISS)での検証を経て、今後は実際の製品開発プロセスに順次導入し、開発期間のさらなる短縮を目指す。