Google、検索サービス利用時のメディアデータを AI 学習に利用──設定でオプトアウトが可能に
Google が検索履歴やアップロードされたメディアを AI 学習に活用する設定をデフォルトで有効化しており、ユーザーは個別の設定画面から無効化する必要がある。
リリース: 2026-07-06 · 読了 3 分記事の要約
1. 核心(What)
- Google は 2026 年 6 月のアップデートにより、検索サービス(Maps, Shopping, Translate 等)でユーザーがアップロードした画像や音声などのメディアデータを AI 学習に利用する設定を導入した。
- 「Search Services History」および「Personalized Recommendations」という 2 つの新しい設定項目が追加され、これらはデフォルトで有効化されている。
- ユーザーは「Search Services History」設定ページ内の「Save Media」チェックボックスを外すことで、AI 学習へのデータ利用をオプトアウトできる。
- 従来の「Web & App Activity」設定とは分離されており、以前のプライバシー設定を維持していても、今回の検索データ保存設定は個別に管理する必要がある。
2. 影響(Why)
- データ収集の構造変化: Web スクレイピングによる学習データ枯渇を背景に、Google はユーザーがサービス利用時に生成するアクティブなデータを学習に転用する戦略へシフトしている。
- 国内事業者への影響: 自社プロダクトで Google API を利用している国内の [SaaS 開発事業者] は、エンドユーザーのプライバシーポリシーやデータ利用同意の再確認が必須となる。
3. 根拠・詳細(How)
- 設定の分離と構成: 従来の「Web & App Activity」設定から「Search Services History」が独立したため、既存の保存設定を変更しても検索サービスのデータ保存は無効化されない仕様となっている。
4. 展望・課題(Next)
- プライバシー設定の管理: ユーザーは Google のプライバシーセンターから「Search Services Personalization」および「Search Services History」の各項目を個別に確認し、データ保持期間を 3 ヶ月〜36 ヶ月の間で選択する必要がある。