Micron、AI需要に対応し広島工場を増強へ──総額1兆5000億円を投資
HBMやDDR5などの次世代DRAM生産能力を拡大し、2028年上期の稼働開始を目指す
リリース: 2026-07-05 · 読了 3 分記事の要約
1. 核心(What)
- Micron Technologyが広島工場に新製造棟を建設し、総額1兆5000億円を投じる計画を発表
- 新棟の稼働開始時期は2028年上期を予定しており、HBM(広帯域メモリ)やDDR5など次世代DRAMの生産を担う
- 広島工場はMicronの全製造拠点の中で最重要拠点と位置付けられ、2026年時点で世界生産の約50%を占める規模に成長している
2. 影響(Why)
- AIサーバー向けメモリの供給体制強化: AIサーバーでの需要が急増するHBM等の供給不足を解消し、次世代モデルの学習・推論インフラを支える製造キャパシティを確保する狙いがある
- 国内半導体製造拠点への影響: 国内のデータセンター事業者やサーバーベンダー(中堅〜大手規模)は、国内生産のDRAM供給量が増えることで、グローバルな供給制約リスクを低減できる可能性がある
3. 根拠・詳細(How)
- 投資規模と生産能力の拡大: 総額1兆5000億円のうち、日本政府からの補助金として最大5360億円の支給が決定済みであり、新棟の延べ床面積は約2万8000平方メートルに達する
4. 展望・課題(Next)
- 2028年上期の量産開始: 新棟の建設を進め、2028年上期からの本格稼働を目指す。現在の広島工場は2012年のエルピーダメモリ買収以降、継続的な投資で生産能力を拡大してきた実績がある