Acti、AI エージェント搭載キーボードアプリを公開──Gemini 活用でアプリ間横断のタスク実行を実現
iOS/Android 対応のキーボードから直接 AI ツールを呼び出し、メッセージ翻訳やリンク共有などのマルチステップ操作を自動化する。
リリース: 2026-06-30 · 読了 3 分記事の要約
1. 核心(What)
- シンガポール発のスタートアップ Acti が、iOS および Android 向けのエージェント型キーボードを公開。
- Google の Gemini モデルを搭載し、キーボード上の操作でマルチステップのタスクを実行可能。
- ユーザーが自然言語で指示を作成できる「Skills」機能を備え、先行テスト期間中に 1,000 以上の Skills が作成された。
- BITKRAFT Ventures が主導し、530 万ドルのシード資金を調達。
2. 影響(Why)
- アプリ横断型コンテキストの実現: 従来のチャットボット形式と異なり、キーボードというOSの最下層に AI を埋め込むことで、アプリを切り替えることなくシームレスな操作を可能にする。
- 国内 SaaS 事業者への示唆: 国内のコンシューマー向け Vertical SaaS 事業者は、自社アプリ内に閉じた AI 機能ではなく、OS レベルの入力インターフェースを起点とした UX 設計を検討すべきフェーズに入った。
3. 根拠・詳細(How)
- Gemini モデルによる推論: 推論エンジンとして Google の Gemini を採用し、Skills 機能による自動タスク実行と多言語処理の精度を両立させている。
- ローカル優先のデータ管理: 個人コンテキストをデバイス内に留めるローカルファースト設計を採用し、明示的な機能呼び出し時以外は外部へのデータ送信を制御する仕様。
4. 展望・課題(Next)
- Skills Marketplace の拡充: 作成した Skills を共有できる「Skill Hub」を構築し、将来的な収益化プラットフォームへの発展を計画している。