Haiku OS、M1 Mac 上でのネイティブ起動に成功──ARM64 移植プロジェクトがデスクトップ表示を達成
BeOS の流れを汲むオープンソース OS が、m1n1 と u-boot を介して Apple Silicon 上で 8 コア動作を実現した。
リリース: 2026-05-01 · 読了 3 分何が起きた
M1 MacBook Air 上で仮想化(VM)を介さず、m1n1 および u-boot を利用したベアメタル起動に成功した。
全 8 コアが認識・動作しているが、USB 機能は限定的で画面表示色に異常(10bit チャンネルの影響)がある。
ARM64 版 nightly イメージには git や gcc 等の開発パッケージが未収録であり、現状は FAT32 経由のファイル転送で対応している。
なぜ重要
「古いマシンの再利用」という BeOS の思想が、M1 Mac という強力なハードウェア上で新しい軽量デスクトップ OS の選択肢を生む。
x86 依存を脱却し ARM64 エコシステムへの本格対応が進むことで、Pinebook Pro 等の他 ARM デバイスへの移植の道筋が具体化した。
👁️ 開発者
Apple Silicon のブートプロセス(m1n1)を理解する低レイヤーエンジニアにとって、Haiku の ARM64 移植コードは Linux 以外の OS 実装リファレンスとして機能する。
🇯🇵 日本
国内の OS 自作コミュニティ([組み込み・OS 開発] カテゴリの個人・小規模チーム)にとって、Apple Silicon のハードウェア制御に関する知見共有の場となる。