glouw、C 言語風システムプログラミング言語 Nibble を公開──3,000 行の C で実装された LLVM IR 生成デモ
外部依存やヒープ割り当てを排除し、3,000 行の C コードで LLVM IR 生成と C 互換性を実現した学習・実験向けコンパイラ実装。
リリース: 2026-05-14 · 読了 3 分何が起きた
3,000 行の C 言語のみで記述されており、外部ライブラリやヒープメモリ割り当て(malloc 等)に依存せずに動作する
defer 文、再帰、構造体、GLSL 風の演算子、関数ポインタ、C 言語との基本的な相互運用性をサポートしている
SDL2 を利用したマルチスレッド対応のシェーダーデモや赤黒木の実装を含む 4 つのグラフィカルデモを同梱している
なぜ重要
LLVM IR 生成の最小実装例として、コンパイラフロントエンドの設計やメモリ管理の制約下での言語実装を学ぶための生きた教材になる
「ヒープを使わないコンパイラ」という極端な設計制約が、コードの可読性と実装の簡潔さにどう寄与するかをソースコードレベルで検証できる
👁️ 開発者
自作言語や DSL の LLVM バックエンド統合を検討している開発者は、複雑な LLVM API に頼らずに IR を直接出力する軽量な手法を 1 時間程度のコードリーディングで把握できる。
🇯🇵 日本
国内の独立系ゲーム開発者や組み込みエンジニアが、特定のハードウェア向けに極小の DSL を構築する際のアーキテクチャ選定において、ヒープ排除型のコンパイラ設計はメモリ制約の厳しい環境での有力な参照モデルとなる。