Anthropic、Claude Code の品質低下問題を特定──セッション管理のバグが原因
モデル自体ではなく、アイドルセッションの履歴削除処理におけるバグが原因で、Claude が「忘れっぽく反復的」になる現象が発生していたことを Anthropic が報告。
リリース: 2026-04-24 · 読了 3 分何が起きた
3月26日のアップデートで、1時間以上アイドル状態のセッションから古い思考履歴を削除する変更を実施。
バグにより、初回だけでなくセッション継続中も毎ターン履歴削除が発生し、Claude が文脈を失う事象が発生。
Simon Willison 氏は、エージェントシステム開発においてハーネス(基盤)側の複雑なバグが品質に与える影響の大きさを指摘。
なぜ重要
モデルの推論性能だけでなく、エージェントシステムのセッション管理のような周辺実装がユーザー体験に直結することが証明された。
エージェントシステム開発者は、モデルの非決定性だけでなく、ハーネス側の状態管理バグを詳細に追跡する必要がある。
👁️ 開発者
エージェントシステムの開発者は、セッションの永続化や履歴管理のロジックがモデルの振る舞いに予期せぬ影響を与えていないか、ポストモーテムを通じて再確認すべきである。
🇯🇵 日本
国内で Claude Code を活用する開発者にとっても、意図しない挙動の多くがモデルの性能劣化ではなく、ツール側の実装起因である可能性を示唆している。